10月10日には、北九州市の八児市民センターにて開催された研修会にて講師を務めました。地域で子どもに関わる方、子育て中の方、孫育て中の方、そして校長先生や町内会長さん、市議会議員さんまで。「こどもをまんなか」を掲げ、取り組む様々な立場の方々にご参加いただきました。

今回、参加者よりたくさんの感想をいただきました。その内容には、子どもだった頃、遊び込んだ時間を思い返し、遊ぶことで育った自分がいたこと。今の子どもたちの状況を知り、心揺さぶられたそれぞれの言葉に、感慨深いものがありました。
ご感想の一部を抜粋してご紹介いたします。
・子どもはもちろん、保護者である私達が、周囲から用意してもらわないと、提供してもらわないと子どもを遊ばせられない、遊ばせ方がわからない、このことにすごく危機感を覚えます。
子ども達が自由に、心の底からの笑顔で遊んでいる姿に涙がこらえきれません。
こんな風な環境を作りたいと強く思います。自宅の庭を近所の子ども達に開放して遊べるように整備したい..なぁ..できるかなぁ..したいなぁ..と思っています。
・自分自身が、家事、仕事の両立で外遊びにつれて行くことがあまりなく、子どもが行きたいと言っても「今度ね」これをよく言っている状況です。外に行く時間も大切な育児だとはわかっているものの、他のことを優先してしまっているので、たくさんとは言わず少しずつでも外につれて行く時間を増やしていけたらと思いました。
・孫たちと今後いっぱい“あそび”たいと思います。
今日のお話を少しでも取り入れ、思いだして(いろいろなあそび)
スマホの時間を減らします!!
・時代とともに変わってきた遊びではあるけど、今回の講義で自分たちが経験してきた遊びがどれだけ大切なものなのか・・ということを改めて意識することができました。
・遊ばせることによって五感をそだてる。孫と共に遊ぼう!ただ、その場所は?考えさせられる。動いて(やっている事に)いる事に口出ししない・・反省だね。
・未就学児の孫を預かることが時々あります。その際、一緒に遊んでやれば良いのですが、こちらも忙しい時など、つい「アンパンマンみる?」と聞き、ビデオを流して、その間に自分の仕事をすることがよくあります。気がつくと1時間以上みせていることも。少し考えた方が良いですよネ。一緒に遊んで過ごす時間を増やしたいと思います。
・社会が、人が、つながっていくことで様々なことが解消されていく循環していく、そんな世の中になってほしいと願います。1人1人の行動から。私もできることを行動に移していきます。
・外遊びを想い出して、ほとんどすべての遊びを経験してきました。
自分自身も風邪も病気らしいものは皆無なのは外遊び→免疫力大か?
・取組が拡がってくれると嬉しく思いますが、それを動かすにはたくさんの人のチカラも必要だと感じます。行政の方々へのアプローチはどんどん進めていってほしいと思う。
・今、大人が知恵を出して今ある環境の中でも、子どもが思いっきり体を動かし、人とかかわり、夢中になって遊べる場をつくっていくことが必要になると実感した。福岡市でやっている放課後の校庭をそのような場として活用している取組がいいなと感じた。
・環境があれば、子どもたちは自分たちでちゃんと遊べる その力は失われていないんだとちょっと感動しました。 子どもたちが遊べる、力を伸ばせる環境は、やはり私たち大人がなんとかしてでも、つくっていかないといけないと思いました。
今回をきっかけに、いろんな場所で遊ぶことが大切にされる場が増えていくといいなと思っています。ありがとうございました。
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