Let's not just play,
let's play for our future.
PLAY FOR GOOD.な
いまと未来の社会を。
便利さや効率が優先されてきた
少し前の時代に、
社会から「遊ぶ」ことが、
少しずつ失われてしまいました。
とくに外遊びは以前と比べ、
その環境や機会さえも
ほぼ摘みとられているのが現状です。
しかし本来、常に変化とおどろきに満ち、
とうてい人がおよびもつかない
自然のなかは、
こどもが五感を働かせる、
これ以上ない遊びの場です。
そこで出会う外界のものに関心をもち、
あたらしいできごとや、
たくさんの不思議に出会い、
自らの意思で、外界への働きかけを
こころみる。
「これをするとどうなるだろう」
と予測をし、
「どうやったら上手くいくだろう」
と工夫する。
そうした主体的な行動と経験の積み重ねで、
知恵と体力、想像力、
そして思いやりを心身にまとい、
自分で判断ができる大人へと
成長していくのです。
「PLAY FUKUOKA」は福岡を拠点に、
さまざまな人や組織と手を取りあって、
「遊ぶ」という営みが大切にされるための
活動にとりくむ支援者を支援する
中間支援団体です。
これまでの歩み
2004年
・子どもが思い切り遊べる環境の必要性を感じ、その環境づくりを担う地域の力を支える目的として「福岡プレーパークの会」を発足
・福岡県内7カ所でプレイパーク普及事業開始
2008年
・Panasonic NPO サポートファンドによる助成を受け、子どもに関わりたい学生達が互いに持ち味を生かして活動し学び合える場「学生プレイワーカー育成講座」を 自主事業としてスタート
2009年
・福岡市の小学校「放課後等の遊び場づくり事業」(わいわい広場)における検討委員および推進委員として取り組みに参加開始
2010年
・Panasonic NPO サポートファンドによる助成を受け、ステップアップとして「学生プレイワーカー育成講座」を 開講
2011年
・「学生プレイワーカー育成講座」が福岡市との協働事業に採択
・福岡市城南区「乳幼児と大人のための外遊び講座」運営業務スタート
2012年
・「遊ぶ」を中心に幅広く活動していくことの意義を見いだし、団体名を「PLAY FUKUOKA」に改称
・Panasonic NPO サポートファンドの助成最終年として「支援者支援」の専門家を養成する取り組みを行い、各地の実践者が集う「北部九州合同集会」を開催
・「学生プレイワーカー育成講座」が福岡市委託事業に
・子どもを対象とする活動の支援経験者、支援者を目指す人を対象にした「遊びのサポーター養成講座」と称し、プレイワーカー養成講座を開講
2013年
・NPO法人冒険遊び場づくり協会が開催する「冒険遊び場づくり全国研究集会」を協議して福岡で開催。
・若手の実践者を招致し、ミニ全国集会「ぼくらのコモンズ」開催。
2014年
・「遊びのサポーター養成講座」を「プレイワーカー養成講座」に改称。
毎年1回の連続講座として開催に携わる。
2017年
・佐賀県吉野ヶ里町「外遊び事業」運営業務スタート。
活動の場を九州全域に拡大。
2019年
・飯塚、田川、北九州、宮崎など福岡県内外で、放課後学童スタッフ研修、保育士研修、プレイワーク研修、子育て支援者研修、教員研修など研修と実践の場を拡大。
2021年
・福岡市の小学校「放課後等の遊び場づくり事業」校庭を利用した外遊びができるわいわい広場の常設は138箇所に。単発も含めると福岡市全ての小学校区で開催。(2021年9月現在)
2022年
・国営海の中道海浜公園 インクルーシブな遊び場作りの人材育成、開催に携わる。「プレイパーク ~みんなのあそび場~」スタート。
2023年
・糸島市、柳川市、福智町など福岡県内で研修と実践の場を拡大。